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その後は仕事の合間に、大阪城の桃園を覘いたりhttp://y-tourei.at.webry.info/200803/article_6.html、天保山アニパで動物達とふれあったりして癒され、どうにか立ち直ってはきた。 すると今度は宇治へ出向き、安土で不調に終わった件を、復活折衝する運びとなった。 午後一番でのアポなので、陽気もよいことだしと、早めに出てJR京都駅から奈良線に乗り稲荷駅で下車し、先に伏見稲荷大社に詣でて、安土での厄払をして行くことにした。 本殿でお参りを済ませてから、鳥居だらけにはいささか戸惑いながらも、四辻まで上ってみた。 ここから先が御山詣での本流なのだが、結構息があがり脚にもきていて、午後からの予定を考慮し引き帰すことにした。 もうすっかりトレードマークのようになってしまった、renomaのチロリアン風濃い茶のレザーハット、同じく茶系統のピンチェックのスーツ、ホワイトドレスに臙脂のレジメンタイを締め、アイボリーのスプリングシングルトレンチを羽織ったビジネスモードスタイルで、その上靴がアスファルト仕様のタウンシューズときては、どうにも石階段は歩き辛いものだ。 結局おもかる石も持たずおみくじも引かず、名代の雀の焼き鳥も食べずに、慌しく再び奈良線に乗り宇治駅に向かった。 宇治では桜が咲き始めていたし、なんとなくのんびりしたムードが漂っていた。 昼食は茶そばのセットでも食べようかと思っていたのだが、ちょうど昼時で生憎どの店も混み合っていた。 こんなことなら急いで宇治に向かわず、伏見稲荷でいなり寿司ときつねうどんでも食べておけばよかったと、後悔したが後の祭りだ。 已む無く中ノ島のベンチで宇治川を眺めながら、コンビニ弁当で昼食を済ませた。 まぁ安土の時のように冷たい風も吹かず、春めく清々しい香りの中で食べるシャケ弁も、実に乙なものであった。 さて肝心のビジネスの方は、双方に条件面で隔たりがあり、互いに譲歩が必要ではあるが、安土でのように完全決裂することはなく、望みをつないだ格好となった。 これならば四月からは、なんとか別の人間に引き継ぐことができるだろう。 事の発端は嵯峨野で始まりhttp://y-tourei.at.webry.info/200803/article_3.html、そして安土から宇治へと、行楽地めいた場所での仕事話は、なんとも気乗りしないものであった・・・。 Ask Me 'Bout Nothin'(But The Bluse) by Boz Scaggs |
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