山内美陶鈴・夢綺譚

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help リーダーに追加 RSS 【桜の下で春死なむ】

<<   作成日時 : 2008/04/10 19:33   >>

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【春の移ろひ】国会が空転しようが新年度は勝手にやってきて、入社式や入学式なんかも行われたり、学校も新学期となっている。
はここのところの雨風で散りだして、どんどん葉桜に変貌を遂げようとしている。
ふと桜の下を見ると、つつじが咲きだしていた。
春はありがたくもない、花粉や黄砂に悩まされる季節でもあるが、実りの秋とは趣が違い、命の息吹が感じられる。
目まぐるしく主役を変えながら、紫陽花が咲けば夏へとバトンを渡すことだろう。
しかし桜色の絨毯を眺めながら、春はやはり桜そのものであろうと強く思う。
何故と訊かれると困るのだが、桜花が皆散ってしまえば、私にとってはもう既に夏なのである。
だから新緑の葉桜を見ると、いつも奇妙な虚脱感に苛まれる。
殊更に桜が好きなわけではない、私は藤花の色気が大好きなのだ。
一般的には、桜が散ってから咲き始める春花とされる。
だが別に旧暦に従っているわけではないのだが、私にとっては初夏を告げる花なのである。
仲間にこの話しをすると、いつも単なる五月病と切り捨てられる。
ガリレオみたいだが、それでも春とは桜なのである。
花の下に春死なむ・・・。

Hollywood by BOZ SCAGGS


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