山内美陶鈴・夢綺譚

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help リーダーに追加 RSS 【自由軒の名物カレー】

<<   作成日時 : 2008/05/10 19:02   >>

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名物カレー・なにわくいしんぼ横丁大阪港に用事で出向いたので、昼食をとるため、天保山マーケットプレースに立ち寄った。
1階にある「なにわくいしんぼ横丁」の、自由軒で名物カレーを食した。
この横丁は関西名物グルメのフードテーマパークで、昭和40年代半ばの大阪の下町をイメージしている。
そこで大阪難波老舗洋食屋の味を、久々に満喫するのも一興であった。
前に食べたのはいつだったか考えてみたが、どうにも思い出せない、恐らく10年以上はご無沙汰だったろう。
しかし、「創業明治43年以来の変わらぬ味」ということで、「ああこれこれこの味」と味覚は甦るのである。
色んな意味で、懐かしき味わいであった。
とはいえ船場吉兆のこともあり、業界自体のモラルが問われている昨今である。
一世紀の時をかけて培った味と信頼を、実にくだらないことで、一瞬にして崩壊させてしまうのである。
それは船場吉兆だけの問題では留まらず、外食産業全体に白い目が向けられているのだ。
あるリポーターがテレビで、「安い店ならいざしらず、高級料亭の吉兆が・・・」なんぞと吼えていた。
これは聞きようによっては、「吉兆でさえやっているのだから、その辺の安い店なら、当然食べ残しの使いまわしなぞ、日常茶飯事のことだろう」とも取れる。
自由軒の名物カレーなら750円である、一方の吉兆は一人前万単位の料金を取る懐石料理。
750円のソウルフードに、矜持をかける店は当然存在する。
自由軒がそうであって欲しい。
むしろそうでなければ、ソウルフードになり得ないのだから。
小さくとも、百円十円単位の商品に、入魂する店は多いのだ。
それに対し、B級グルメほどかえって食べ残すことも少ないし、たとえ残しても金額はたかが知れていると、はき捨てる輩がいる。
気位だけが高くて、儲けのために裏では何をやっているか知れない店なぞ、所詮「オレオレ詐欺」と大差はない。
名代の料理を手放しで安心して楽しめないのでは、本当につまらぬ話しではないか・・・。
Orfeu Negro by Paco de Lucia


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