|
1200年という、悠久の歴史の息吹を感じさせる寺院。 二万株のツツジでその名を馳せる、ツツジ寺である。 五月最盛期にはシャクナゲとともに、見事な景観を眺めさせてくれる。 しかし梅雨時 ともなれば、今度は一万株の紫陽花が、色鮮やかなイルミネーション様へと景色を変える。紫陽花寺としても有名なのである。 四日の日、宇治に用事が出来たので、梅雨入りしたこともあり、ちょっと早いかとは思ったが寄ってみた。 やはりまだ紫陽花は、数も少なく小ぶりで彩りも若い。 紫陽花を観る時は、少し雨模様の濡れた姿に風情があるのだが、日焼けするほどにお天道様 が照っていた。それでも入山料五百円分以上には、それなりに楽しめたと思う。 7月になれば、ハスが幽玄の世界へと誘い、金羅錦秋の候には枯山水に紅葉 が映える。西行が、「暮れはつる 秋のかたみにしばし見ん 紅葉散らすな御室戸の山」と詠んでいる。 また春はツツジに先立ち、三重塔と桜の美麗なる競演が観られる。 四季の移ろいを体感させる、そんなお寺でもあるが、西国三十三所観音第十番札所として、参拝者が多く訪れる。 源氏物語千年紀を迎えたが、三室戸寺には所縁ある宇治十帖「浮舟」の古碑がある。 CO・CO・ROの旅 by 岸田敏志 |
| << 前記事(2008/06/02) | トップへ | 後記事(2008/06/10)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/06/02) | トップへ | 後記事(2008/06/10)>> |